健康保険証が2025年12月より原則廃止。おくやみ手続きで『故人の保険証』は必要ですか?
2025年12月2日以降、紙の「健康保険証(被保険者証)」が廃止され、マイナ保険証へ移行します。
この変更に伴い、おくやみ手続きにおける「故人の健康保険証」の取り扱いが変わります。
■ 故人の健康保険証の提示は原則不要になります
これまでは、健康保険の加入状況を確認するために「故人の健康保険証」を提示する必要がありました。
しかし、2025年12月以降は紙の健康保険証が資格確認に使用できなくなります。
今後は、自治体や保険者がシステム上で故人の保険加入状況を直接確認する仕組みに変更されるため、原則は故人の健康保険証の提示が不要となります。
■ 故人のマイナンバーカード(マイナ保険証)は、手続きに使用しません
おくやみ手続きでは、故人のマイナンバーカードを持参しても資格確認としては使えません。
加入状況は自治体がデータベースで確認します。
また、マイナンバーカードを健康保険証として利用していない場合に、「資格確認書(紙の代替証明書)」が発行されます。
自治体によっては、故人の資格確認書の提示が必要とされる場合があります。
お手元にある場合は、念のため持参してください。
■ 必要な持ち物は自治体ごとに異なります
お住まいの地域に合わせて事前に確認しましょう。
おくやみ手続きで必要となる書類は、自治体によって異なります。
お住まいの地域に合わせて、「必要な手続き」と「持ち物」を事前に確認しておくと安心です。