「死亡届」の提出状況を確認する
「死亡届」は、人が亡くなったことを役所に知らせるための、最初の手続きです。 この届出が受理されることで、役所内のさまざまな部署に「死亡の事実」が共有され、以降の手続きを進められるようになります。
最近では、葬儀社がご遺族に代わって「死亡届」を提出するケースが多くなっているため、ご家族が役所に直接届け出をする機会は少なくなっています。 ただし、「死亡届」の提出や受理が済んでいないと、健康保険・年金・税金などの手続きが進められないため注意が必要です。
葬儀社に依頼した場合も、「死亡届を提出しているか」「受理が完了しているか」について、葬儀社に確認しておきましょう。 提出が済んでいれば、その他の手続きは、故人が亡くなってからおおむね2週間以内の提出が目安となっています。 葬儀を終えて気持ちが落ち着いた頃に、できるだけ早めに役所を訪問しましょう。
また、役所での手続きでは、死亡の事実を証明する書類として「死亡届のコピー」または「戸籍謄本」が必要になる場合があります。
役所へ訪問する前に、必要な書類の種類を確認しておくと安心です。