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家族がなくなりました。まずは何をすればいいですか?

葬儀社へ連絡し、葬儀の準備を始めましょう。

一番初めに役所へ提出する必要があるのは「死亡届」ですが、最近では葬儀社が代行することが多くなっています。
そのため、家族が亡くなったらまずは葬儀社へ連絡し、ご遺体の搬送や安置を依頼してから、死亡届の提出状況についても確認しましょう。

あわせて、葬儀社との打ち合わせをスムーズにするために、喪主を誰にするか、どのような葬儀にしたいかをご家族で話し合っておくと安心です。葬儀には「家族葬」「一般葬」などの形式に加えて、お住まいの地域で利用できる「市民葬・区民葬・町民葬」といった制度もあります。

葬儀の流れ

葬儀の形式ごとの違いと特徴

葬儀にはいくつかの形式があり、参列者の範囲や儀式の有無、費用の目安が異なります。
代表的な形式を以下に紹介します。

■一般葬
家族や親族に加え、友人や会社関係者など幅広い人が参列する葬儀です。
通夜と告別式を行うのが一般的で、社会的なお付き合いに対応できる安心感があります。ただし、費用や準備の負担は比較的大きくなります。

■家族葬
家族やごく親しい人だけで行う小規模な葬儀です。
通夜・告別式を行いますが、参列者が限られるため費用や準備の負担を抑えられます。一方で、後日「知らせてほしかった」と感じる人が出る場合もあります。

■一日葬
通夜を行わず、告別式だけを1日で行う形式です。
準備や費用を抑えつつ、葬儀としてのけじめをつけたい場合に選ばれます。

■直葬・火葬式
通夜・告別式を行わず、火葬のみでお見送りする形式です。
費用を最も抑えやすいですが、宗教儀式を省略するケースが多く、故人とお別れできる時間が限られる点には注意が必要です。

■市民葬・区民葬・町民葬
自治体が定める葬儀制度で、対象となる方が利用できます。提携している葬儀社を通じて規定の内容や料金で葬儀を行えるため、費用を抑えやすいのが特徴です。ただし、利用できる人や内容は自治体ごとに条件がある場合があります。

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