死亡診断書とは?
死亡診断書は、医師が故人の死亡を確認したときに作成する公的な書類です。
ご遺族が記入するものではなく、病院や診療所で発行されます。
死亡届を提出するときには、死亡診断書を一緒に提出する必要があります。
多くの自治体で「死亡届」と「死亡診断書」は2枚で1組の用紙になっており、多くの場合、用紙の右側が「死亡診断書」、左側が「死亡届」となっています。
医師が記入した「死亡診断書」に対し、ご遺族の方が「死亡届」部分を記入して提出します。
また、死亡届の原本を役所に提出したあとも、各種手続きでは「死亡の事実が分かる書類」の提出を求められることがあります。
そのため、死亡診断書のコピーをあらかじめ数部用意しておくと安心です。
■死亡の事実を証明する書類の例
・死亡診断書のコピー
・故人の戸籍謄本(死亡の記載があるもの)
・火葬許可証
・埋葬許可証
これらは手続きの内容によって、複数種類が必要になることがあります。
特に金融機関や保険関係の手続きでは提出書類が異なるため、事前に提出先へ確認しておくとスムーズです。