相続手続きには、どんな書類が必要になりますか?
共通して必要になるのは戸籍や遺産に関する書類、相続人を確認できる書類などです。
相続手続きでは、さまざまな書類を用意する必要があります。
手続きの種類や提出先(金融機関・法務局・年金事務所など)によって異なりますが、共通して求められることが多い主な書類は以下のとおりです。
- 本人確認書類 → 「パスポート」「マイナンバーカード」「運転免許証」など
- 故人との関係を証明する書類 → 「故人の戸籍謄本」
- 死亡の事実が分かる書類 → 「死亡診断書のコピー」または「戸籍謄本」
- 相続人であることを証明できる書類 → 「故人の戸籍謄本」
- 相続人全員の同意を確認できる書類 → 「遺産分割協議書」
さらに、手続き内容に応じて以下のような書類が必要になることもあります。
- 預貯金の払い戻し → 「通帳」「キャッシュカード」「金融機関所定の申請書」
- 不動産の名義変更 → 「固定資産評価証明書」「相続人の住民票」
- 株式の名義変更 → 「証券会社の指定する相続手続き書類」
- 生命保険の受取 → 「保険証券」「保険金請求書」「印鑑登録証明書」「振込先口座の情報」
必要書類は提出先によって異なるため、手続きを始める前に、事前にホームページや電話などで確認しておくと安心です。
内容に不安がある場合は、行政書士や司法書士などの専門家に相談することも検討しましょう。