生命保険金を受け取る
故人が生命保険に加入していた場合、遺族は受取人として保険金を請求できる場合があります。
保険金は遺産とは別の扱いとなるため、相続手続きとは別に保険会社へ受け取りの手続きが必要です。
まずは、「保険証券」や「保険会社からの郵便物」、「通帳の振替履歴」などをもとに、どの保険に加入していたかを確認しましょう。
加入先が分かれば、保険会社に連絡し、必要書類や手続きの流れを確認します。
保険会社によって必要な書類や対応が異なるため、具体的な案内を受けてから準備を進めるようにしましょう。
手続きには、「死亡の事実が分かる書類(死亡診断書のコピー、または戸籍謄本)」「故人との関係を証明する書類(戸籍謄本)」「本人確認書類」のほか、「保険会社所定の保険金請求書」「印鑑登録証明書」「保険金を受け取るための振込先口座の情報」などが必要になることが一般的です。
保険金の請求には時効(通常3年)があるため、できるだけ早めに手続きを行いましょう。